ダイエットに失敗する人の共通点
体重が増えて太ってくると、誰しもが痩せて綺麗になりたいって考えますよね。特に友人がダイエットに成功してすごく綺麗になったり、大好きな彼が出来たりなんてことがあると、痩せたいという気持ちが強くなって、もう気持ちを抑えることもできなくなってきちゃいます。
よーし、私も絶対にあと〇〇ｋｇ痩せるぞ！って早速ダイエットに取り掛かることもあります。もちろん、私もこれまで何度もこんな経験があります。
でも、なぜか何度もダイエットがうまくいかずに失敗してしまうんです。どうして、うまくいかないんだろうって嫌になっちゃうことも多いです。
私の経験や周りの友人なんかを見ていると、ダイエットに失敗している人って共通点があるなってことに気が付いたんです。
そこで、どういう失敗が多いのかを考えてみますので、参考にしてみてください。
3日坊主で長続きしない
ダイエットを始めたときは、絶対に痩せるんだという強い気持ちだったのに、その気持ちが長続きしないで、知らず知らずのうちにやめてしまったというケースです。最初の数日間くらいは、気持ちが高ぶっているので、猛烈に頑張れるのですが、その勢いが長続きしないんですね。
ダイエットに限らず、何事にも言えることですが、あまりにも短期間で結果を出すことって難しいんです。もう少し長い目で焦らず考えることができたら、ある時から徐々に結果が伴ってくることも多いんですよね。
思い込みが強くて、最初に頑張りすぎてしまうタイプの人はこのケースの失敗に陥りやすいのかもしれません。こんな失敗をしてしまう人の多くが、最初の数日間にやり過ぎてしまうことが多いんです。
例えば、これまでは毎日3食しっかりと食事をしていたのに、急に1日1食にしてしまったり、ちょっとしたサラダ以外は何も食べないとか、水しか飲まないなんてことをしてしまいがちです。
これでは、数日で気力も体力も低下してしまいますよね。なんか体のダルさとか脱力感に見舞われることもあります。目標に達するまでこの生活を続けることが困難な状況です。
もっとしっかりと目標を達成するまでの期間を見据えて、慌てすぎないでいい意味でのんびりとダイエットに取り組む必要があるのでしょう。
食生活の改善がうまくいっていない
多くの女性が痩せること＝食事量を抑えること という認識をもっています。食べないことが減量への近道だと感じているんです。もちろん、ある意味では、正しいでしょう。これまで、脂っぽい料理が大好きでいつも食べすぎだなって感じるような食生活だったり、甘いものやお菓子が大好きで、ついつい間食や夜食におやつをいっぱい食べていたなんて方は、食事量を減らすことは避けられないかもしれません。
でも、ただ食べないとか量を減らすだけがダイエット成功につながるのかというと、そうでもないように思います。ダイエットに向いていない食事はどんどん減らしていっていいけど、ダイエットに向いている食事はしっかりと食べるようにしていくのが大切だと思います。これが、食生活の改善と言えるでしょう。
ただ単に食事の絶対量を減らすだけだと、誰だって空腹感に襲われます。ある程度までは我慢することができるでしょうが、あまりにも限度を超えてしまうと、耐え続けることは難しいんです。ダイエットを成功するうえで、どうやって上手に食事をとっていくかは、非常に大切なことなんですよね。
食べ過ぎはよくないけど、全く食べないということも失敗してしまうケースが多いようです。
参考記事
＞＞ ダイエット中の食事
- ダイエットを始める時は、誰もがよーし痩せるぞ！と意気込んでいますよね。決意が強いあまりに最初の２～３日は限界まで食事制限をしてしまいがちです。時には、もう一生この食事量を続けていくんだ！なんてことも経験がありますよね。・・・
自分に甘く、やめる言い訳を探してしまう
ダイエットを続けていると、きついなと感じる時期が必ずやってきます。最初の目標は、あと１０ｋｇ痩せようと思っていて、これまで何とか頑張ってきて５ｋｇほどの減量までは成功したなんてあたりで、よく悪魔のささやきに見舞われてしまうんですね。
不意に立ち寄ったスーパーで大好物のケーキなんかを目にしてしまうと、そんなつもりは全くなかったのに、なんか今日はお腹いっぱいケーキが食べたいなんて思ってしまうんです。もうそうなると、しばらくはケーキのことばかり考えて頭から離れなくなってしまうんです。
ここで、すごい葛藤がおきてしまいます。うん、これまで頑張ってきて実際にもう５ｋｇも痩せることができたんだから、今日1日くらい休憩をとっても明日からまた頑張れば、大丈夫なんじゃないか？という思いと、いやいや、まだ目標の半分しか達成していないんだから、ここで挫折したらまずいよ！って思いの狭間で気持ちが揺れ動いてしまいます。
こんなケースで失敗してしまう人は、このような状況で自分に甘く、ダイエットを止めたり中断したりする理由ばかりを探してしまうタイプの人です。
大好きなケーキを食べても大丈夫な理由を一生懸命探してしまうんですね。でも、一度ケーキを食べてしまうと、次の日も、またその次の日もケーキが食べたくなってしまうものです。そして、徐々に体重が減らなくなってしまい、なんとなくダイエットを続けているつもりだけになってしまいます。
せっかくある程度の結果を出すところまでは辿り着いたのに、非常にもったいない話です。もう少し自分に強くなれたら、なりたかった自分になれたんですから！
ダイエットを成功するためには、途中の苦しい時期をいかに上手に乗り越えるのかということをりかいしなければなりません。苦しい時こそ、強い気持ちをもって、ダイエットに成功した時の自分を想像してワクワクする習慣を身に着けたいものです。
激しい運動をすることがダイエットと思っている
痩せたい気持ちが強いと、毎日激しく有酸素運動を続ければガリガリに痩せることができるのではと想像してしまうことがあります。有酸素運動の中でもランニングは代表格ですよね。確かに、マラソンランナーや競歩選手を見ると、すっきりと脂肪がなく理想的な体型をしています。毎日走り続ければ、いつかはあんな綺麗な体になれるんだろうと想像してしまいます。
もちろん、スポーツ選手のようにハードな運動を一定の年月以上を続けたら、きっと同じような体型になれることでしょう。でも、多くの場合、このような理想的な体型になれないままに挫折してしまうものです。挫折してしまう原因ですが、仕事や天候の影響などで継続して運動をおこなうことができないことで徐々に頻度が下がってしまったり、減量前の体重で急激に走ったりすると膝を痛めてしまってこれ以上続けることが難しくなってしまったりすることが多いです。
中途半端な有酸素運動だとあまり効果は見込めないものです。あまりハードな運動で長続きしないよりは、ジョギング程度の軽めの運動で長く続けられるほうがいいのかもしれませんね。
不規則な生活から抜け出せない
しっかりとダイエットで結果をだすためには、ある程度の期間集中して努力を積み重ねることになります。1日や2日で結果が出るものではないのでこればかりはそういうものなんだと思うしかないでしょう。ダイエット期間中は、ある程度の食事管理などの自己規律をしなければなりません。当然ですが、そんな自己規律を全うするためには、規則正しい生活リズムをすることが必要になります。
夜更かしをしすぎたり、お酒が大好きで深酒をしてしまったりなんて日が多いと翌日にリズムを崩してしまい、ダイエットに失敗してしまうことも経験上よくあることです。
もし、貴方が本気でダイエットに成功したいと考えているのであれば、ダイエット中はなるべく規則正しい生活リズムを心がけるべきでしょう。そうすることで、ある日突然にドカ食いをしてしまったりなっていうことも少なくなるでしょう。
正しいダイエットのやり方を理解していない
ダイエットのやり方はいろいろな方法がありますよね。食事面でいってもバナナダイエットとか炭水化物ダイエットとか、玄米を取り入れたダイエットとか・・もちろん有酸素運動にだって、ジョギング、ウォーキング、エアロバイク、水泳など様々です。
多くの場合、どれか１つだけのダイエット方法を始める人が多いものです。でも、綺麗に痩せるためには、食事面の改善、適度な運動やエクササイズの取り組み、生活習慣の見直しなどいろいろな側面から見直すことが大切になってきます。
いろいろとこれまでにダイエット方法をチャレンジしたけれど、どれも効果がなかったって方は、もっと総合的にダイエットのやり方を考えてみるのもいいかもしれませんね。
目標が高すぎるため、そこまでたどり着かない
人によっては、少々ハードルが高すぎる目標に向かってダイエットを始めることがあります。もちろん、何事も目標を高く持つということはたいせつなことですが、途中で挫折してしまったり、失敗に終わってしまうよりは、現実的な目標を掲げてみるということも大切です。
これまでダイエットに失敗ばかりしてきたのであれば、一度成功する喜びを味わってみることがいいのではないでしょうか？たとえば目標１０ｋｇ減量で失敗を繰り返してきたのであれば、とりあえずは３ｋｇとか５ｋｇくらいの減量を目標としてみるということです。
これくらいの目標が成功したら、きっとこれまでの考え方も変わってくると思います。もちろん、そのあとにさらにマイナス３ｋｇとかの目標で始めることはできるのですから！
まとめ
せっかく始めたダイエットなのに、失敗に終わってしまうことも多いんです。でも、ダイエットに失敗する人には共通点があるように感じています。そんな共通点をよく理解して、これからのダイエット成功につなげてください。
最初から頑張りすぎて、数日で嫌になってしまい、いわゆる3日坊主でダイエットに挫折してしまうことがあります。スタートダッシュをかけすぎているケースですね。ダイエットは1日してならずということを肝に銘じて、もう少し長い目で焦らず取り組むべきでしょう。
ダイエット中は、肉体的にも精神的にも辛いなと感じる時期が時々訪れます。これは誰だって経験することです。そんな時に自分に甘く、誘惑に乗ってしまう理由を探してしまい、失敗してしまうことがあります。このような辛い時期はつきものなんだということをもう一度自覚して、あと少し頑張れば理想の自分になれるんだという気持ちで乗り切ることが大切です。
激しい有酸素運動だけがダイエット方法ではありません。脂肪が多い状況であまりにも無理をしすぎると膝を壊してしまう危険もあります。適度に続けられる程度の運動を取り入れるということも考えてみてはいかがでしょうか。
ダイエットは総合的なものです。食事だけでも運動だけでもなく、生活リズムも重要な要素だと思います。あまりにも不規則な生活を続けていると、途中で挫折してしまう危険があります。ダイエット中は規則正しい生活を心がける方がいいと思います。
ダイエット方法はいろいろあります。どれもメリットとデメリットもあります。どれか1つだけのダイエット方法だけではなくて、いろいろと取り入れて総合的なダイエットをされてはどうでしょうか。
目標が高すぎて、途中でくじけてしまうようではもったいないです。もう少しハードルを下げて、ダイエットに成功するという実感を味わってみるのもいいものです。
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